歯肉弁根尖側移動術 APF法 ガミースマイル (1)

歯がすべて出きっておらず歯茎が覆いかぶさっているタイプのガミースマイル持ちだった私。噛み合わせの治療のために通っている歯科の担当医との雑談中、

「先生、私って歯茎がちょっと長いですよね」
「富士さんの場合なら、保険適用内で治りますよ」
「ほんとですか!」
「検査してみますか?」






歯肉弁根尖側移動術/APFでガミースマイルを治す

歯肉弁根尖側移動術 APF法 ガミースマイル (6)

とんとん拍子に駒が進み、あっという間に手術当日を迎えた。手術名は『歯肉弁根尖側移動術/APF法 読:しにくべんこんせんそくいどうじゅつ』というものになるそうです。

手術の内容を、人類史上稀に見るざっくりとした流れで書くと――。

  1. 前歯6本分の歯茎を電子レーザーだか電子メスだかで切って
  2. 埋もれている歯を社会(?)に出して
  3. 縫って消毒して
  4. 数日後、経過観察と消毒をして
  5. 2週間後、問題が起きていなければ抜糸

――3時間半ほどの長丁場だったように記憶しています。担当医の集中力と高い技術力。衛生士さんたちの見事な連携とナイスなフットワーク。

私自身は口を開けて仰向けになっており、時々「麻酔がきれてきた気がします!」(痛みますか?)「痛くないでーす!」「顔が疲れてきましたぁああ」と叫んでいたくらいでしょうか。




歯肉弁根尖側移動術/APFのメリット


  • 歯周ポケットを除去することができる。
  • 生物学的幅径を得ることができる(歯肉が歯周病になりにくい状態に出来る)。
  • 治癒後の辺縁歯肉(歯肉の歯と接するフチ)の位置が安定する。
  • 付着歯肉(歯にくっついている歯肉)を維持または増大できるのでポケットが浅くなる。
  • 歯肉の中まで、あるいは骨の中まで進行した虫歯の位置を、歯肉の位置を下げることにより虫歯を露出・削り取ることが可能になる。
  • 歯肉の位置をそろえることにより、バランスの整った審美的な歯肉のラインをつくることができる。
 ※私は通っておりません ※少々強めの画像が掲載されています



ガミースマイルの手術費用[歯肉弁根尖側移動術の手術費用]

歯肉弁根尖側移動術 APF法 ガミースマイル (5)

萌出不全(読:ほうしゅつふぜん)が原因のガミースマイルだった私は、それゆえに――歯茎が常に歯を覆っている状態――歯周病になりやすいというデメリットを持っていました。

その治療の流れのひとつとして、そして歯周病予防の一環としてAPF手術(歯肉弁根尖側移動術)をうけたために、保険適用内で済みました。

インターネット等で検索をするとガミースマイルの手術は保険適用外のことも少なくないようで、だいたいの場合は前歯6本分で10万円前後から30万円前後のことが多いようです。

前述したように私は歯科治療・歯周病予防の一環としてガミースマイルを治していただいたので、領収書に印字された手術費用は10,940円でした。税込み。




歯肉弁根尖側移動術/しにくべんこんせんそくいどうじゅつ

歯肉弁根尖側移動術 APF法 ガミースマイル

私のうけたガミースマイル手術は正式名『歯肉弁根尖側移動術 読:しにくべんこんせんそくいどうじゅつ』と言います。APF法と略されることも。

下記は私の通っている歯科医院ではありませんが、歯肉弁根尖側移動術についてとっても分かりやすく書かれてあるのでリンク致します。※ページ内に少々パンチの強い画像が2点あります。

APFとは(Apically Positioned Flap)の略で日本語の術式は歯肉弁根尖側移動術という歯周病の歯ぐきやガミースマイルなどを治す手術です。


さて、その後の私と歯と歯茎の関係はというと…長い記事になりましたので次回へまたぎます。