
2月に2週間、3月に1週間、合計3週間の初めての婚活マッチングアプリを使った再婚活動も無事に終わりを告げた。
マッチング後に5ラリー以上の、いわゆるまともな交流をした人数は10名ほど。マッチングをしたものの数通でさよならに至った人数は20名弱。
LINEでの個人的交流に発展した人数は3名。
……くらいだと思う。
マッチングアプリ体験後記[もれなくみんな優しかった!]
マッチングアプリへの印象は2月・3月ともに、巷の悪しき評判にとても構えていたけれど、ぜんぜん出逢えるし男性は皆さん――個性強めの方もおられましたが――優しかった。これがわたしの率直な意見です。
恐らくその理由のひとつには「メッセージでの交流をきちんとしたから」というのがあると思います。
ただしそれは身辺調査っぽい、結婚への意思確認などではなく、あくまでお相手の「人となり」を知るためのものでした。
相手の人となりを知ろうとすれば、自ずとこちらのそれも知らせることになります。腹を見せるというか手の内を明かすというか。笑
お相手もわたしも十分すぎるほど大人で、なにがしか心に傷をスネにも傷を持つ者同士であるはず。しかも初対面同士。目には見えないけれど身体の表面には無数の棘をまとっています。
人となりを知るために近づくと、相手にも自分にも棘が刺さる。そのリスクを覚悟して近づくと、相手は案外受けいれてくれるのだと知りました。もちろんわたしも同じように。
いわゆる、ハリネズミのジレンマみたいな話ですね。
マッチングをしていながら、数時間でお断りをした方もいます。できるだけ丁寧な言葉とお礼を添えて辞退したので、酷い言葉を投げつけられることもありませんでした。
もしかすると、もっと長く再婚活動をしていたら苦い思いも渋い経験もしたかもしれません。ですが今のところはマッチングアプリで悲しい思いは一度もしておらず、楽しかった! というのが率直な感想になります。
マッチングアプリ体験後記[ステイサム×蔵人、その後]

😄「――わかったわ。で?」
「でっ?」
😄「ジェイソン・ステイサムと真木蔵人を掛け合わせた5人目とはどうなってこうなって今に至るの?」
「それはですね……」
*
今年の12月に50歳を迎える先輩から「十の位が4のうちにどうしても結婚したいから協力して!」と脅されて、半ば強制的にマッチングアプリ『マリッシュ』に潜入捜査をすることになったわたし。
潜入期間は1週間限定と決めて、5人の方と(潜入捜査兼再婚活だと、正直に目的を明かした上で)交流することを掲げていた。
ジェイソン・ステイサムと真木蔵人さんを足して2で割った、5人目の男性とマッチング→LINE交流に至った流れは――。
👨「明日で退会するんですよね」
「うー。あと1時間で日付も変わるし、今夜はもう少し起きてるから00:00で退会しようと思って」
👨「そうなの?」
「はい」
👨「お花見誘いたかったなー。あかつきさんが行ってみたいと言ってた××にも一緒に行きたかったなー」
「言ってましたねー。ありがとうございます♩」
👨「でも仕方ないんですもんね、潜入捜査ですもんね」
「はい」
👨「こういう出逢いは、タイミングも大事って言ってましたもんね」
「はい」
👨「僕も頑張るのであかつきさんも頑張ってくださいね」
「ありがとうございます。じゃあ食器洗ってゴミ捨てに行ってきます」
👨「ありがとう! 元気でね!」
「ありがとうございました、バイバーイ!」
23時48分、ひと通りの家事を終えてパソコンの前に戻ってくると
「連絡をくれなくてもいいです、でも持っててください」と、本名と会社名、携帯番号とLINEのIDが残されてあった。
「どうしたんですか、急に」
👨「明日で退会されるんだ……って、昨日からどう動けばいいのか考えてたんですけど分からなくて。でも明日じゃなくて今夜だっていうから」
「こんなにプライベートを明け透けにしちゃって 笑」
👨「さびしいって思ってしまいました」
不覚にもキュン♡ときてしまった。
😄「あんたってば男の愚直さに、不覚にキュンとしやすいよね~」
「カッコつけてない"生身"に萌えます」
😄「で、LINEは繋がったと」
「そうみたいです」
😄「仲は弾んでる?」
「全然です」
😋「なにやってんのよもう~笑 真木蔵人ちょうだいよ~」
他の人と交流をすればするほど、"彼"を恋しくなる不思議。
それなのにわたしは「棘」の刺さらない位置で安全に、向こうが今よりも歩み寄ってくることばかりを願っていた。
#40代婚活 占い師さんの言うとおり3rd

youtubeでタロットカード占いをしている「たまきねえさん」の見立てでも、今月末で廃業する"いつもの占い師さん"に視てもらったタロットカードでも
お相手は、今の状態を宙ぶらりんだと思ってるみたいです。ゆっくりでもいいから一歩ずつ先へ進めたいと強く思っているのに、進めることが出来ない中途半端な状態だと思っているようです。その理由は、あなたの本心が見えない・分からないからだと言うことです。踏み込みたいのに踏み込めないと思っておられるようです。
と、ほとんど寸分狂わず同じ結果が出た。
🔮「僕も同じ男だからわかりますけど、男が毎朝LINEをするって相当大変なことなんですよ」
「50代だから?」
🔮「年齢は関係ないです、男だからです。僕らは女性ほどコミュニケーションが高くないですし、付き合ってもない女性に毎日LINEしたらしつこいな~って嫌われる可能性もあるんですよ 笑」
「ああ、はい……」
🔮「そのリスクも分かってて、それでもあかつきさんに信用してもらいたくて、あかつきさんが『目覚めた時にLINEが入ってると嬉しい』って言うから、お相手さんも続けておられるんだと思います」
「はい」
🔮「まだ彼を信じられないですか?」
「はい」
絶対に100%というわけではないですが、かなり高い確率で、相手のかたが怪しかったりする場合はそれ相応のカードが出るんですよ。不思議なことにね。それは三角関係を意味するものだったり、相手によからぬ企みがあったらそれなりのカードが、妻子がいることを伏せている男性の場合もそういったカードが出てくることが多いです
「はい」
🔮「彼のことを視るようになって今回で2回目ですけど、たったの1枚もそういうカードは出てませんよ」
「三角関係……」
🔮「あれは、あのカードは"彼"ともう一人のマッチングした男性のことでしたでしょ? テレビ関係の」
「はい」
🔮「ものすごく真面目な人なんだなと思ってます、いつも」
「わたしですか?」
🔮「そうですよ。並べたタロットカードをいつも写真に撮って、僕との会話を録音もして。あとで見直して聞きなおして勉強してるからでしょ? そんな真面目な人、僕はじめてですよ――ちょっと追加でカード引きますね」
「春分明けくらいから彼はなにか行動を起こします。その行動はとても小さなものかもしれないけど、あかつきさんに近づくための行動です。あかつきさんの心のドアを開けるための行動です。あかつきさんがとるべき行動は、怖がらない・逃げない・素直になる・呼びかけに素直に応える、これだけです。彼は必ず受けとめます、そしてまた次の行動に出てくれます。そうしたらもう……もう信じてあげてください」「50代の男って、意気地なしなんですよ。傷ついたりプライドが折れるようなことをわざわざしなくても、それなりに上手くやっていける術なら身についてますから」
🔮「もう少し寄り添ってあげてください、彼の気持ちもそのまま受けいれてほしいです。大人の男は思ってるほど強くないんです、僕もですけど……面接におちて少し凹んでます」
「落ちちゃったんですか?」
🔮「でも本命の企業はまだ残ってますから、頑張りますよ!」
「応援してます。たぶん受かると思います。あの……あのねさっき……」
🔮「なんでしょう」
「○月に2人の距離がぐっと近づくってカードが出たでしょう?」
🔮「言いました」
「○月に会うんです」
🔮「おおお~! いいじゃないですか! でもまたなんで○月?」
「……///」
🔮「誕生日ですか?」
「はい。てか視えるんだね、やっぱり 笑」
🔮「いえいえ、話の流れからなんとなくですよ。頑張って下さいよ、ほんとに! ほんとに応援してますよ!」
「はい」
🔮「照れずに聞いてほしいんですけど、今日4回、シーン別にタロットを引きましたですけれども」
「はい」
🔮「あかつきさん、彼のことを気になって気になって仕方ないって全部に出てきてましたよ。素直になってくださいね」
「……はい」
