40代婚活 再婚活 アプリ 心理学 (4)


マッチングアプリを経験するまで、『決まった男性』とコンスタントにメッセージの交流をするという作業は、遠い過去のもので、この先はもう味わえすらしないかもしれない幻だった。

離婚して10年、特定の人はいなかった。つくらなかったのかモテなかったのかはここではさほど問題ないので掘り下げないとして――💧

そういった意味では婚活マッチングアプリでのメッセージ交流は、いま思うととても良い準備体操になった。







駆け引き・マニュアル・お為ごかしなやり取りが大の苦手

40代婚活 再婚活 アプリ 心理学 (1)


ただ、わたしの場合は昔から「フォームの決まったやりとり」がとても苦手。だからいわゆる見知らぬ男女が酒席をともにする飲み会にも参加してこなかった。

当たり障りのないところから、よそよそしげに社会距離を保ちながら「どこ住み?」みたいな。

「じゃあ××知ってる?」「知ってますー」「じゃ△△行ったことあります?」「しらなぁーい」みたいな? ※こういった経験がほとんどないのでイメージで書いてます。

婚活マッチングアプリに登録した際、男性側の自己紹介が「はじめまして」に始まり「よろしくお願いします」で終わることに、当初はとても違和感をおぼえた。さながら広大な敷地で繰り広げられる合コンのようだ。

「なにがはじめましてだぁ、読んでくれてありがとうだぁ」
「どいつもこいつも好感度あっぷあっぷ大作戦か? ケッ」

などといちいち人様の良識やT.P.Oを疑ってしまったのは、婚活マッチングアプリはどうやら胡散くさい人が多いらしいという先入観が植えついてしまっていたからに他ならない。



先日書いた記事[マッチングアプリ婚活、巷の噂とわたしのリアル比較]の中で掲載いたしました、わたしが実際にマッチング~5ラリー以上の交流をした7名の男性のリアルについてまとめた表があるのですが――



その中のどなたとは申し上げることはしないのですけれども、わたし的にものすごく"懐きづらい"方がおられました。

ほんとにとってもとってもとっても良い方なんですけど、わたしなかには勿体ないくらいなのですけど、すべからく物足りないと言いますか。

わたしからすると"バリア"が張られてあって、全然仲良くなれないなと終始感じていました。それはなぜか?



なぜ? LINEやメールの文字数を寄せてくる人



例えば――。
「こんにちは、今日は花粉が強くて喉が痛いです」
♂️「こんにちは。花粉症って喉が痛くなるんですか」

「実は今年から突然花粉症になってしまって……。わたしもてっきり鼻水やくしゃみ・目のかゆみが襲ってくると思ってたんです」
♂️「そうですよね。僕は花粉症未経験なんですけど、花粉症と言えば鼻水とくしゃみ、目のかゆみというイメージが強いです」

もやもやもやもや。

花粉症のつまらぬ話をしたのはわたしが悪いのですが、とかく会話が弾まないし続かないので、なんとか必死でひねり出してる次第です……。


どうして? LINEの吹き出しの個数を合わせてくる人

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こちらが吹き出しを2つにしたら、2つ返ってくる。1つなら1つ返ってくる。文字量もほとんど同じ。

例えば――。
「おはようございます」
○○線、トラブってて遅れそうみたいですよ」

♂️「おはようございます」
♂️「そうなんですか? 教えてくれてありがとう」


もやもやもやもや。

なんとも形容しがたい違和感。もやもやもやも。なんなんだろ、この"物々交換"。しんどい……しんどい……なんかしんどい……。


気のせい? テンポやノリを寄せられているような…?



例えば、見知らぬ人がわたしと同じ歩幅で隣りを歩いていたら、ちょっと怖く感じませんか? こちらが「お先にどうぞ」の気持ちで歩幅を緩めてペースを落とすと、同じように歩幅を緩めてペースを落とされる。

だからいつまでも並走。これ、すっごく怖いんですけど!!! 

上記の例えは歩行時の"足並み揃え"ですけど、メッセージやLINEのテンポやノリを並走されると、結構しんどいものがあります。

もやもやもやもや。

リアル歩行と同じく、こちらが(疲れて)止まると向こうもやっぱり手を休められるんですよね。んーんーんー。なんなんだろう。


ミラーリング効果って、しんどいよ! 嬉しくないよ!

40代婚活 再婚活 アプリ 心理学 (2)


目下、『マリッシュ』でのマッチングアプリをお楽しみ中の先輩にこの件について相談をしてみた。

「――かくかくしかじか、というわけなんです」
😏「あら~。それってミラーリング効果ってやつじゃないの~?」
「ミラーリング効果?」
😏「いわゆる心理学のあれよ、あれ」

「相手の所作や口ぶりを真似するとどうのこうのみたいな?」
😏「それそれ! 多分その方はそれをしてるんじゃないの?」
「やめてもらいたいんですけど」
😏「言いなさいよ、ヤメてって 笑」

「いっさい会話が盛り上がらないし、すこし怖いんです」
😏「小手先のテクニック、あかつき嫌いだもんね~」
「たぶん向こうも盛り上がらねーなーって思ってるはずです」
😏「思ってるだろうね~。だからさらにミラーリングが増していく」
「悪循環すぎますー」

😏「分かってるとは思うんだけど~」
「はい?」
😏「向こうは好かれたくてやってるんだからね?」
「真逆効果ですよ、大失敗心理学ですよ」
😏「ヌハハハッ! 言ってやんなさいよ。逆効果ですよ~って」

「もうフェイドアウトしましょうかね。とっても良い人だから他に合う女性が必ず見つかると思うし……」

😏「いいんじゃない、それで。向こうも分かってるわよ、暖簾に腕押しだな~全然効果発揮しないな~って。ささやかな縁があって知り合った者同志わざわざ傷つけ合わずに、自然にフェイドアウトしていくのも大人のやり方よ」




ミラーリング効果とは?

心理学で使われる言葉で、「同調効果」といわれる。

親密な関係では相手と同じ動作をすることが多く、好意を抱いている相手と同じ動作をしてしまうことなどもミラー効果である。

逆に人間関係のテクニックとして相手に好感をもってもらうために、意識的にミラーリングを使用することもある。
動作だけでなく、言語(発言)にも応用することが出来る。


恋愛心理学でよく紹介されるミラーリング。

相手の言葉や仕草を真似することで好意を持ってもらうものですが、実はLINEやSNSなど、(中略)親近感や好意を持ってもらえるメールでのミラーリング術を5つご紹介します!

  • 文量と改行の数を合わせる
  • LINEのテンションを合わせる
  • 返信する時間を合わせる
  • 文体を真似る
  • 同じスタンプや絵文字を使う



ぐぁぁぁあああああ!!!
😏「ね? まさにでしょう?」
「ほんとに無理です……」

😏「向こうからはLINEこないでしょ、ほとんど」
「はい。それがすこし救いです」

😏「救いだなんて言わないのよ 笑 向こうもあんたが気乗りしてないこと、わかってるのよねきっとね~。だから自分からLINEできないのよ」

「駆け引きや心理学を"わざわざ"使われると、生身のその人が見えないから近づけないんですよね。ずっとこう……透明の厚いバリアを張られている気がして」

😏「まぁね~言いたいことはわかるんだけど、大人はみんな失敗して傷つきたくないのよ今さら。40にも50にもなって恋で傷つくとなかなか癒えないのよ~。

 若い頃はへっ! と思ってような心理学に頼ってでも石橋を叩いて叩いて様子や反応を見たいのよ~だって傷つくの怖いじゃないのよ~」

「マッチングアプリ怖いですか?」
😆「怖いわよ~でも楽しいわ。53、4~60歳台に大モテよ!」
「あははははははは」
😜結婚してすぐに未亡人になったらどうしましょ」
「ひっど~笑」

*

携帯電話そのものを持ったのは19歳だった。家の電話がコンパクトになって持ち運べて便利、くらいの感覚だった。

2年後くらいにi-modeが普及してモバイルバンキングが付帯して、旬のアイドルや俳優・女優がこぞって携帯各社のCMキャラクターを務めるようになり、いつしか携帯電話は1人1台が当たり前になった。それでも当時はまだまだ"贅沢品"のひとつだったと思う。

23~4歳くらいの時にはすでに携帯電話で文字入力ができるようなっていた。大学の仲間たちは「携帯でつくるホームページ」みたいなのを持っていたような気がする。

カメラ機能もなく、たいした絵文字もなく、基本的には「文字だけ」で気持ちを伝えなければならない携帯電話のメールサービス。

通話じゃなく声じゃなく、絵文字でも顔文字でもなく、文章で思いを伝える楽しさと、文章だけじゃ本当に伝えたい気持ちほど文字にならないもどかしさが、あの頃、想いを加速させた気がする。初めての大恋愛は25歳だった。


40代婚活 再婚活 アプリ 心理学 (5)


――文明の利器で出逢って、歯がゆさが恋をさせた。こんなにも便利な時代なのに、相変わらず不便な方が性に合ってるなんて。


待合室に置いてある女性誌のバックナンバーを手に取ると、2022年の占いが特集を組まれていた。

年明けから3月頭まで、素晴らしい「愛の季節」です。フリーの人もカップルも、うれしいことがたくさんあるでしょう。

特に、人の気持ちの濃さや強さを普段よりずっとダイレクトに感じ取ることができそうです。クールな相手、シャイな相手、普段あまり感情表現しない相手がこの時期は意外な方法で、深い愛の存在を知らせてくれます。

貴方の側もまた、1年をとおして「愛を伝える」努力を重ねることになるかもしれません。愛の世界では、誰もがとても傷つきやすくなります。

ゆえに、傷つくことから自分を守ろうとして、非常にトリッキーな心のクセを無意識に身につけてしまう、というパターンが多いのです。

自分を守るためにしたことが結果として、自分を傷つけることになる。そうした望ましくないサイクルを2022年後半、心の中での熱い闘いをとおして終了させることができるでしょう。


人生がもう一度息を吹き返すかもしれない予感に手を合わせるとしたら、わたしは今なにを祈ろう。