40代 恋愛 婚活 再婚活 アラフィフ セカンドバージン (2)


婚活日記や婚活についてポストされたSNS、大好きなガールズちゃんねるの婚活・マッチングアプリトピックスを読むと時々見かける『2度目のお誘い』がない、『2度目のデート』に誘われない問題

A無し・C無し・B´ありというトリッキーな初デートのあと、ふとそんなことが頭をかすめた。けれどそれが不安の種になることはなかった。なぜなら――








マッチングアプリ初~2度目のデートはお早めに?

40代 恋愛 婚活 再婚活 アラフィフ セカンドバージン (1)


――ゴールが見えているのにここで進まない奴がいるかよ、である。わたしのあれやこれやがよほど生理的に受けつけなかったのなら別だが、そうでないならとりあえず最終地点を目指すのが冒険家だと思うの。←なに言ってんだか 笑

だからきっと2度目はあるだろう、しかもわりと早めに2度目はくるだろう、来週末あたりかしら? と予想していた。

そんなわたしも、まさか翌々日にやってくるとはさすがに思ってなかった。彼は2日後にやってきた。「チキン」をまるまる一羽、持参して。




季節外れのサンタクロースとオーブンとChicken

40代 恋愛 婚活 再婚活 アラフィフ セカンドバージン (3)


南半球のサンタクロースはサーフィンボードと波に乗って青い海からやってくる。そんな洒落た話を大昔に聞いたことがあった。

マッチングアプリを通じて知り合った大柄なサンタさんは、チキン1羽をプレゼントに季節外れに現れた。なんでやろか。

知り合った当初から「なかなか変わった男だな」とは思っていた。いちおうこれでもいくつかの数え切れる程度の恋愛はしてきたつもりだ。それなりに贈り物だっていただいてきた。

けれど、チキンは……
しかも1羽まるまるは……初めて……


「なんでチキン……」
👔「調べたんです、犬も猫も食べて問題ない部位。むね肉の部分は大丈夫だと」
「あ、うん」
👔「前回お邪魔させてもらった時に、オーブンがあるのが見えました」
「あ、うん」
👔「台所をお借りしてもいいですか?」
「あ、うん」


あ、うん。彼はかなり料理が上手いようで、動きに無駄がなく手際もとてもいい。久しぶりの出番にオーブンも大喜びでやる気のある音を立てている。

なにより喜んでいるのは愛猫と愛犬の2匹だ。台所の周りをうろうろ、そわそわ。調理中のキッチンへの入室は「ボス」であるわたしに叱られるから、周辺をぐるぐるそわそわウロウロ。名前を呼んでも振り向きやしない。

チビたちへの「事前の」おすそ分け用に切りわけていたらしい胸肉とすこしの野菜――うちの犬猫が食べても問題のない野菜も一緒に買ってきてたらしい――を茹でて、彼らが食べやすいように小さくほぐし、手で与えている。

子どもの頃から猫や犬やうさぎと暮らしてきたという動物好きな彼は、チビたちと接するのがよほど楽しいとみえて廊下に座り込んで笑っている。


40代 恋愛 婚活 再婚活 アラフィフ セカンドバージン

数時間後にできあがったチキンを、今度は部位ごとに5つにパート分けして、食べやすくカットしてくれている。

👔「骨で出汁をとって料理などしますか?」
「あ、はい」
👔「じゃあ骨もまとめておきますね」
「あ、はい。ありがとうございます」


あ、はい。
彼はほぼチキンを食べずにいたけれど、満足そうに見えた。


きんに君ぽく言うと「パワー!」

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そしてこの夜もやはり前回同様に

  • A無し
  • C無し
  • B´あり




なにかと余熱を残して彼は帰って行った。

美味しい夢でも見ているのか口元をむにゅむにゅさせている愛猫と、おかわりをねだっているのか前足をひょこひょこと動かして気持ちよさそうに寝息をたてる愛犬の2匹を撫でながら、今夜を思い返す。

きっとまた近いうちに彼は来るんだろう。
うーん……うーん……うーん……。

「無し無し問題」はとくに気にならないとして、彼ってどうも途中から「パワー系」になるそもそもそういうタイプなのか、高揚が伴うとそうなるのか、女性にはそれが良しと誤解しているのか。

うーん……痛い時があるんだよな……。伝えるか、傷つくか、どうしようか。コレが合わないのは死活問題だ。さて、どうするあかつき!