
今年の2月にマッチングアプリを通じて出逢い、現在交際中の彼のことを当初は疑っていた。既婚者ではないというプロフィールは事実だろうけど「誰かいるだろう」とは思っていた。
マッチングした彼を「疑ってしまった」3つの理由

ネットに多く出回っている、マッチングアプリマニュアルを漁れば「既婚者かどうか見分ける方法」はいくつも検索にヒットする。
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- マッチングアプリに潜む既婚者の特徴【見抜く方法】
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もちろんわたしもそれらを彼に当てはめて、リスト化してみたけれど、既婚者の条件にはどうにもあてはまらなかった。
――無論それらのマニュアルを良しも悪しくも100%信用しているわけではないけれど、確かにわたしの「既婚者探知機」も初めから動きはしなかった。
不届き者が少なくない民放テレビ局で長年勤務していることもあり、そのあたりの探知機はまだまだ鈍っていないと自称できる。
ではなぜ彼を“既婚者ではないにせよ、誰かはいるだろう”と疑っていたかというと。
第一に――マッチングアプリの仕組みを知らないことで事前に読み漁った数々のマッチング記事やブログ・SNSから得た『悪しき情報』が強烈に刷り込まれ、うかつに信じてはいけない! と警戒心というモンスターがひとり歩きしたというのがすごく大きい。

第二に――マッチングアプリ上で公開されていた彼のスペックの高さとプロフィール写真の「印象の良さ」から50代前半という年齢を除けば、条件のいい結婚をしたい大人の女性にとっては、彼はとても好条件だからだ。
そして第三に――上記にプラスして、彼の“徹底した秘密主義”に起因する。
この3つが重なりわたしは彼を信じすぎないよう、心に予防線を張っていた。細かいことを書くと、彼がたいへん几帳面で“とてもきっちりと生活している様子だった”ことも、どなたかのサポートありきだろうと思ってしまった理由のひとつだ。
彼はとても几帳面な性格だし、わが家で振る舞ってくれる様を見ている限り、料理も家事もひと通りどころかかなりできる。
けれど、彼をサポートしてくれる人“たち”は実際にいた。
でもそれは特定の女性ではなく――と彼は言っていたので信じることにしている(笑)――ほんの少し前まで彼がひとりで暮らしていたマンションのフロントサービスの徹底、いわゆるコンシェルジュのサービスが“至れり尽くせり”だったという。
今思うと、3月末に廃業した「男性占い師さん」のタロットリーディングは本当に当たっていた。彼は徹頭徹尾、「その男性は信じるに値する人です」と言いきっていたのだから――。
マニュアルより経験則がモノを言う、信じるにせよ疑うにせよ

離婚後10年まともに恋愛をしていなかったわたしは、過去の自分の経験や目利き力を過信しないように自身に言い聞かせていた。
この10年で男女の出逢い方や恋愛の在り方はずいぶんと変わったのだから、まずは「素直に倣おう」と思った。……思いすぎた。
何事においてもハウツーやマニュアルは「しょせんは参考書程度」にしかならないというのは頭では分かっていたはずなのに、10年の恋のブランクはオバサンをとても素直に、臆病者にかえていた。
マッチングアプリの“悪い面”が強調され、警戒してかかるべし! と書かれた数々のマッチングアプリマニュアルに振り回されたところはかなり大きい。
今思うと、過去の自分の経験や目利き力は「生きたデータ」。マニュアルより役に立つことが多いのに、馬鹿だったな~わたし。
さて次回は――マッチングアプリで知り合った彼を「信じられる人」「信じてもわたしは傷つかない」と思うに至った点をいくつか挙げてみたい。
それにしてもあれです。やっぱり恋愛はコンスタントにしておいた方が「免疫」的な意味では良いと思いました。
韓流の恋愛ドラマはどっぷりハマれて面白いし眼福だけど、参加しないで見る恋と、当事者になる恋ではまったく違いました。
ではまた明日です.·˖*✩⡱
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