メルカリ ナンパ LINE うざい

音信不通だった彼から「お仕事は忙しいですか? ビーは獣臭をまき散らしているんじゃないでしょうか?」と、わたしの愛犬ビーにかこつけて久しぶりに連絡があった日の夜、

翻訳すると「君のお仕事が今日少し早く終わりそうなら、今夜そちらのお宅に行きたいです。いつもいつもビーにかこつけてすみません」と伝えてきた日の夜、わたしも彼に正直伝えた。







「メルカリの購入者と出品者(わたし)として知り合った人からLINEでの繋がりを求められているんだよね」
「なにを買ってくれた人?」
「あのキャラクターの原作デザイングループのメンバーだって」
「へえ!」

視線の先にある指紋のあとひとつなく磨き上げられたガラスのショーケースの中には、日本ではまるで知られていない海外アニメのキャラクターグッズがところ狭しと並んでいる。※磨いてくださってるのはもっぱら、フィリピン人家政婦のマリアさんです

「懐かしくてわが子を買い集めてる感じだと仰ってた」
「いろんな人がいるもんだね」
「その人は女性かもしれないけど……LINEで繋がりたがってるところから判断するに恐らく男性。とりあえずいったんLINEしてみるわね」

「……えっ?」
「このキャラクター、他の人は買ってくれなさそうだから(笑)」
「直接売買するの? メルカリを通さず」
「んなアホな」

彼との初対面が「わが家でのデート」というとんだ冒険をしでかすわたしですが、勿論それは――たぶんこの人は大丈夫、という“気のせい”があったからこそ。



2月に知り合い5月に初対面するまでに、3か月近くLINEと通話のみでやり取りをして、変わった人だが悪い人ではないだろうという“気のせい”があったから。

わたしの気のせいは、件のメルカリ購入者を「男性・女性、どちらにしてもあまり気の合うタイプではなさそうだ」と言っている。

恐らくは面倒なタイプだろう。だからすぐにさよならになるはずだ。5日も持てばいい方だ。わたしの性格的に3日で飽き飽きするだろう。

音信不通がいったん解除となった彼がわが家をあとにして30分後、一方的に押しつけられたメルカリ購入者のLINE-IDを入力すると

「JIRO」←じろう

と出てきた。ハイ、男性。ハイ、ビンゴ。ハイ、めんどくさい。
友達として繋がることなく、とりあえず就寝。その先のことは明日暇だったら考えよう。メルカリナンパ、ダメ絶対!

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台風の影響、皆さまはご無事でしょうか。
台風も心配ですし、親日のやさしい国・台湾の巨大地震の被害が1日も早くおさまることを願うばかりです。くれぐれもお気をつけくださいませ。